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時代に見合わぬ審査基準

この物件を購入しようと決めた。しかし「自営業」が理由で住宅ローンを借りることができなかったというケースは意外と多く聞かれます。年収も預金もそこらのサラリーマンよりずっとあるのに・・・、返済計画もしっかりしているのに・・・、という嘆きの声は少なくないのです。

では自営業を営んでいる方は住宅購入を諦めなくてはいけないのでしょうか。あるいは費用のほとんどを現金で払えるまで待たなければいけないのでしょうか。


そもそも自営業や会社経営者の審査が厳しいのは、日本の金融機関が持つ審査基準が画一的で横並びであり、現在の多様化する働きの形態に追いついていないからだと言われています。現在ではいわゆる正社員として働く以外にさまざま雇用の形態がありますし、デザイナーの方などはフリーランスで働くことが多いですし、士業と呼ばれる法律家たちは個人事務所という形態を取っています。

事業が安定期を迎えており、サラリーマンより高い年収を稼ぐ支払いに全く問題ないであろう自営業者が多数いるにもかかわらず、収入が安定しないという見せ掛けの理由だけでもって理不尽なほど厳しい審査を行う時代遅れの金融機関が一番の問題ではあるのですが、ここで批判していても仕方ありませんね。

銀行員のホンネ

銀行の融資担当をしている友人から審査に関する情報を少しだけ聞き出しました。

銀行は収益性よりも安全性を重視しているといいます。ただその安全性というのは、融資担当者が責任を問われないという意味での安全性であり、仮に焦げ付いたとしても仕方がなかったんだといえるような融資先を探すということでした。

極端な話、

年収2000万円の会社経営者より年収1000万円の上場企業のサラリーマン、
年収1000万円の自営業者より年収500万円の公務員

に貸したいということらしいです。こんな審査基準ではどうしようもありません。

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